Mさん(検査当時40歳)の『榊原記念病院』NIPTブログ
新型出生前診断(NIPT)を受けた理由
38歳から不妊治療をスタートし、タイミング法、人工授精、体外受精とステップアップし、3年間の不妊治療を経て、4度目の顕微受精でようやく妊娠しました。
40歳という高齢での第一子妊娠だったので、喜びと同じくらい不安も大きかったです。
無事に産まれてきても、もういちど不妊治療をして2人目を作るというプランは私も主人も考えることが難しく…。
そうなると、ひとりっ子になる事は確実なので、丈夫な身体で生まれてきて欲しいと考えました。
妊娠初期の頃から出生前診断のことは考えていて、主人に相談したら受けようと言う話にまとまったので、出生前診断を受けることが出来る病院をすぐに探しました。
府中市『榊原記念病院』を選んだ理由
たまたま自宅近くの大きな総合病院で出生前診断を行っていたので、歩いて通える近さだったこともあり、その病院で産む事にしました。そこが府中にある榊原記念病院です。
産婦人科ができたのは割と最近のようでしたが、高齢出産で産むまでに何があるかわからないので、総合病院が良いだろうと考え、主人も同意してくれました。
不妊治療していた病院を卒業する際に、榊原記念病院の紹介状を書いていただき、初診の時も出生前診断を受けたくて、こちらの病院を選びました。とはっきり伝えました。
すぐに受ける時期を逆算してくれて、日にちが近くなると資料などもまとめて配布してくれました。
新型出生前診断(21、18、13トリソミーの診断)を選んだ理由
新型出生前診断21、18、13トリソミーの診断のみ受けました。
様々な意見や考え方があると思うので、選んだ理由を上手く文章で書く事がとても難しいのですが、無事に産まれてきてもひとりっ子な事はほぼ確定しているので、なるべく健康な子供であって欲しいという考えから、出生前診断を受ける事にしました。
40歳を過ぎると、ダウン症児の産まれる確率がかなり高くなる事も、ずっと気になっていて、自分でも色々と調べて勉強しました。命の選別を生まれる前からすることに反対意見もあるかと思いますが、それに関しては夫婦の数だけ様々な意見があるものだと思います。
なので、出生前診断を受けた事は、親にも未だに話していないです。
『榊原記念病院』の遺伝子カウンセリングの内容
様々なネット情報で、遺伝子カウンセリングの際に、命の選択をすることのネガティブな話を色々とされ、落ち込んだり後悔すると書かれていました。
なので、カウンセリングを受ける当日はとても緊張したのを覚えています。
女医さんで50代くらいの先生がお話ししてくれました。イラストが書かれた小冊子を開きながら、丁寧に話してくださいました。どうして検査を受けようと思ったのか、夫婦でしっかり話し合ったのかなど、ヒアリングの時間も長かったです。
3年間不妊治療をした結果、40歳になって初めて妊娠したこと、自分の年齢を考えるとどうしても出生前診断を受けて、安心して産みたいことを話しました。
主人も自分の考えを話して、二人でよく話し合って決めたことをカウンセリングの先生に伝えてくれました。出生前診断を受ける覚悟もこのカウンセリングでしっかりとできました。
優しく穏やかな女医さんで、厳しい言い回しやネガティブな意見は一切言われなかったです。あの時、受けて良かったと今でも思っています。
榊原記念病院はどんな病院?
東京都府中市にあり、駅からは遠くアクセスは少し不便ですが、大きな総合病院で地域や循環器領域の専門としてとても頼りにされています。
榊原記念病院で受けられる出生前診断は?
榊原記念病院の新型出生前診断(NIPT)
榊原記念病院は認可施設になるので、新型出生前診断(NIPT)で検査できるのは、ダウン症の21トリソミーを含む3種類のトリソミーのみになります。
榊原記念病院の新型出生前診断(NIPT)の費用は、認可施設の中でもとても良心的に設定されています。
榊原記念病院へのアクセス方法
最寄り駅は、京王線飛田給駅北口より徒歩15分、西武多摩川線多摩駅より徒歩25分と歩いていくには、遠いためバスや車が便利です。
バスの場合
京王線飛田給駅から 京王バス 約5分
西武多摩川線多摩駅 京王バス 約6分
車の場合
調布IC立川・府中方面を出て約5分
榊原記念病院の基本データまとめ | |
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よみかた | さかきばらきねんびょういん |
アクセス | 東京都府中市朝日町3-16-1 |
検査方法・費用 | 新型出生前診断(NIPT)95,000円、羊水検査 | クアトロテスト、母体血清マーカー、コンバインド検査
検査条件 | あり |